2回生 KC担当 森本龍希

 



54代滋賀大学サッカー部でKC担当を務めます森本龍希と申します。


まずは平素より、お世話になっておりますOB、OG、保護者、学校関係者の皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。

拙い文章になりますが最後まで読んでいただけると幸いです。


私にとってサッカーとは


これまでの私の人生に本当になくなはならないものだと思います。小学生のときにサッカーに出会い、今までずっと続けてきました。なぜここまで続けてられたか考えると、サッカーが楽しいというのもありますが、一番の理由はサッカーというスポーツを通してできたかけがえのない仲間の存在です。これまで幾度となくサッカーを辞めたいと思うことがありました。私の人生にも大きく関わってくるのですが、私は小学四年生のころに左耳が聴こえなくなりました。そして今でも聴こえないままです。聴こえなくなった当初、本気で辞めようかと迷い、実際治療するために少しの期間サッカーから離れた時期もありました。治療しても治らず、もう一度サッカーやるか迷っていたところ、まだできると友達に声をかけてもらい、もう一度サッカーをすることに決めました。正直、そのときの仲間がいなかったらサッカーを辞めていたと思います。そして中学校、高校と進学して体もも大きくなり音の方向や距離感覚が掴めないことから、激しいプレイが増えることに対しての不安がとてもありました。そしてこれまでも今も、コミュニケーションが取りづらいときがあり、迷惑をかけてしまっていることが多くあると思います。そんなときでも文句の一つも言わず、支えてくれた仲間には感謝の想いしかありません。



「日本一成長できるチーム」


滋賀大学サッカー部で掲げられているスローガンです。成長の定義は人それぞれだと思います。個人としての成長、チームとしての成長、成長という一つの言葉に様々な意味が含まれています。私の中での成長は、自分自身の成長をしたうえで、周りに良い影響を与えどれだけ評価されるかだと考えます。ですが、入部してからの約2年間、私は成長できたかと言われるとできたとは言えません。ただただ毎日練習をこなしていただけでした。そんな私にも後輩ができ、幹部になり自覚や責任が生まれてきました。同じ幹部のみんなに比べるとまだまだですが、自分が引退するまでに周りに良い影響を与えることができる人間になりたいと思います。54代サッカー部の今年のテーマが「本気の挑戦」に決まりました。成長するためには挑戦は不可欠です。今年一年意識的に取り組み、54代サッカー部が終わるとき、悔いのないように終われるようにしたいと思います。


すでに54代サッカー部として活動していますが、4月になると新入生も入部し、本格的になってくるのはこれからです。滋賀大学サッカー部で培った経験が、将来役に立ったと思えるよう、今年一年精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。


最後までご精読いただきありがとうございました。

コメント

人気の投稿