部員ブログ 3回生 内主務 北村絢弥



 初めまして、第54代で内主務を務めております、北村絢弥と申します。


まずは、この場を借りて、平素より多大なるご支援・ご声援を頂いているOB、保護者、学校関係者の皆様に御礼申し上げます。


今回のブログでは、私が滋賀大学でサッカー部への入部を決めた理由と、現在の課題について書かせていただきます。


サッカー部に入部を決めた理由は、自分の軸をしっかりと探るためです。様々な感性を持つ先輩方、同期、後輩と絡むことによって、様々な考え方、価値観を知り、勉強し、軸を見つけ、自分の人生設計を行うことができる場所であると感じたために、サッカー部への入部を決意しました。軸を見つけるため必要なことは、多くの体験、多くの人との出会い、質の高い環境での生活などが思い浮かびます。思い浮かぶやるべき事を考えつつ、成功体験と失敗体験の繰り返し、他人との議論、読書、勉学などにより、価値観を広げながらこれまで約2年間活動してきました。そしてようやく自分の軸を見つけました。

    

     「他人に良い影響を与える」

つまり、giver になることが私の人生の軸です。これまで出会った大勢の人間のうち、私が尊敬できる人は、行き詰まっている人に対して何かを与えることができる人でした。何かとは、その人が必要としているもので、それを損得勘定や見返りなしに、人に与えることができる人に惹かれました。私が生きてきた20年間で、多種多様な感性を持った人に多く出会いましたが、私に良い刺激を与えてくれるような人は、常時魅力に溢れており、常識に囚われず行動する人が多い印象を持ちます。そのような人は新しいものにとことん挑戦し、価値ある経験を積んだことによって、価値ある自分を生み出すことができると思います。この理論から、人に多くを与える人はそれだけ質・量の伴った経験をしなければならず、それだけの体力・忍耐力も必要であることが分かります。つまり、人より活動量が多い者もしくは活動の質が高い者がgiverになれるといえます。また、giverになるためには他人よりも多くの困難を乗り越える必要があります。サッカー部は、この一連の流れを体現する良い環境です。人よりも活動量を多くするためには時間をうまく使う必要があります。大学で2年間過ごし、普段から目的意識を持ち、優先順位・計画をうまく考えながら行動することが、全人類に平等に与えられた時間をうまく使う秘訣だと分かりました。そこに質が関わることによって、同じ経験をしていたとしても差が出ます。giverになるために、これからもひたむきに活動を続けます。


最後に、自分の理想とする部活動は、自分だけではなく、他人にもベクトルを向けることが大勢いる部活動です。もちろん、自分にベクトルを向けることを怠れば、他人に何も与えることができませんが、その上で他人に何かを与えることができるような人が大勢いるチームが、強くなります。実際に、これが全体の帰属意識を高める道であり、第3者の目線から見た時に、最も魅力にあふれていると思います。今後、サッカー部を魅力あふれる部活動にするため、内主務としてチームのために最善を尽くしますので、皆さん応援の程よろしくお願いします。


拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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