4回生 立野翔万  自分にできることを

 

自分に出来ることを

 


初めまして。第52代滋賀大学経済DS学部サッカー部で外主務を務めていた4回生の立野翔万と申します。今回初めてこのような場で文章を書くので、拙い内容になるかもしれませんが最後まで読んで頂ければ幸いです。部活動での3年間を通じて自分が経験したこと、感じたことを書いてみたいと思います。私は部活動の3年間ずっとBチームで活動していました。1回生の頃は日々目の前のことをやるだけで精一杯でした。チームのことを考える余裕もなく自分のことで頭がいっぱいでした。2回生になるとサッカーのことやチームの事が少しずつ分かるようになり、また後輩ができたこともあって自分のこと以外にも目を向けられるようになりました。ただ練習中は個人的に上手くいかないことが多く先輩に色々と怒られながらもがいていた時期でもありました。3回生では幹部という立場でチームを引っ張らなければいけない立場となりますが、私はこの幹部としての1年間が一番苦しいものとなりました。なぜなら幹部でありながら自分はチームの中心ではなかったからです。Bチームのキャプテンを私ではなく後輩が務めることになり私はそれをサポートする立場になりました。この立場になって私は幹部として何をすればいいのか分からなくなりました。自分に与えられた役職の仕事はしっかり行いましたが、試合にあまり絡むことが出来ず、幹部でありながらチームの先頭に立っていない状況がすごく苦しいものでした。誰からも期待されてない中で練習に取り組まなければならず、自分の部の中での存在意義が見出せずにいました。この状況の中で自分に何ができるのか自問自答しながら過ごしていました。考えた結果、自分に出来ることは目の前の練習に全力で取り組む姿勢を見せることだと思いました。こんな自分の姿がどのように見られていたかは分かりませんが、出来る範囲の中で全力で取り組んでいました。こんな状態の中で辞めなかった理由としては、苦しくてもやり続けることで何か得られるものがあるはずだと思ったからです。しんどい練習の時や自分の力不足を感じた時は何でサッカーやってるんだろうと思った時もありましたが、一度始めたことを途中投げ出したく無かったし一生懸命熱量を持って取り組むことで自分が成長できるのではないかと感じていました。またこのサッカー部にも愛着が湧き試合に勝った時、同回生が活躍した時などはとても喜びを感じていました。3年間を通してBチームもどんどん変化をしていきました。初めは少し緩い部分があったのですがリーグ昇格によって相手が強くなったことで、勝利にこだわるようになり戦術が整備されBチームとして独立したマネジメントを行うようになりました。Bチームがこのように変化したことで1回生も早い段階でチームについて考えるようになり、チーム全体がレベルの高い組織へと変わってきたと思います。今のサッカー部の中にもAチームBチーム関わらず自分の役割が分からず悩んでいる人がいると思います。そんな時はとことん悩めばいいと思います。考えればいいと思います。同じサッカー部に所属していてもなんとなく過ごしてしまう人と、考えて苦しんで行動した人とでは必ず差が出てきます。ですが何か出来た人も何も出来なかった人もその経験は必ず財産になるはずです。私もこの部活動で過ごした時間や同回生の仲間は財産だと思っています。これからの滋賀大学サッカー部が益々発展することを祈っています。長文失礼致しました。



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